SHUEISHOBO Webzine
秋影書房Webzine
嗚呼、晩秋の薄明の蠱惑。
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「腰を据えて独一個人の言論メディアを育てよう」――そう考えたのは2018年。以来、独立運営の場で執筆をつづけてきた。しかし私自身の変化、そして、コロナをはじめとする世態の変化を機に、旧メディアのありさまにずれを感じはじめた。
粋もユーモアも大切にしつつ、しかし骨格は「真剣、本気」でなければ、どうにも今の自分にしっくりしない。時代にも合わない。それに「真剣、本気」を旨としなければならない場も時代も、わるくない仕合せだ。
自分が居たい場を想像し「よし。秋の書房にしよう」と決めた。
ちょっとくせのある、骨もある、そんな好事家しか立ち寄らないような、隠れ家的書房をイメージして。
秋影書房Webzine編集室
暮しのなかに真剣味のある言葉がまったくないというのは、言語的動物として6速ギアの1速しか使わないようなものだ。